コロナうつは上記でも述べたとおり、新型コロナウイルスによる日常生活や環境の変化がストレスの原因となりうつ病の症状が現れるものです。
※感情、行動面の症状に当てはまるものがあれば、うつ病の可能性があります。また、身体の異常を感じるにも関わらず、他科で原因が不明の場合は一度ご来院ください。
コロナうつは社会人や主婦だけではなく、大学生にも特に大きな影響を与えています。
現在多くの大学ではキャンパスに入ることができず、オンラインによる授業を実施しています。
親元を離れ一人ぐらしをする学生の場合、同級生や友人はもちろん、感染が心配で帰省ができず孤立してしまうことで大きなストレスを感じる場合があります。
また一日中家にいるために生活のリズムが乱れる、飲酒や喫煙量が増える、学業面や経済面での不安などが大きなストレスの原因となる場合もあります。
コロナうつの場合、新型コロナウイルスが間接的原因になって症状が現れます。
対処方法としては通常のうつ病と同じく、①ストレスの原因に対する対処(心理的アプローチ)と②気分が落ち込むなどの症状に対する対処(薬によるアプローチ/症状が大きく日常生活に支障をきたしている場合)の2つが考えられます。
当院では臨床心理士による心理的対処(心理療法)と医師による症状への対処を組み合わせた治療を行っておりますので、お困りの症状がありましたらお気軽にご相談ください。(通院は健康保険の適用が可能です。)
また厚生労働省のホームページでも新型コロナに対するこころのケアが紹介されていますのでご参考ください。
新型コロナウイルス感染症対策(こころのケア):https://kokoro.mhlw.go.jp/etc/coronavirus_info/
新型コロナウイルスが流行してから下記のような症状を繰り返し感じるようになったという場合はクリニックの受診を検討してください。症状が出始めた軽度な段階で治療を行うことでよりスムーズな症状改善を見込むことができます。
当院では、院内の換気や消毒はもちろん、予約システムや自動精算機の導入などの院内感染対策に力を入れています。
詳しくは「当院の院内感染対策」についてのページをご覧ください。