自律神経失調症は症状が多種多様で、人によってあらわれる症状が異なります。
特に多い症状としては、下痢や便秘などといった消化器症状、めまい、汗が多く出る、動悸や脈が速く感じるなどがあります。
症状はストレスを関係している場合が多く、ストレスの多い時に特にあらわれます。
自律神経失調症はうつ病やパニック障害などの他の病気と併発することがあります。
その場合は自律神経失調症の原因となるそれらの病気の治療を行います。
また、原因が明確でないが症状が出る場合も多くありますので、その場合は症状を抑えるために薬を処方する場合もあります。(胃の調子が悪い場合は胃薬を処方するなど)
症状が治ったと思い、患者様の判断で薬を飲むことを止めてしまったために、再び症状が悪化してしまうことが多くあります。飲んでいただく薬の量は患者様の状態を見極めた上で調整しています。飲む量・回数は医師の指導に従ってください。