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2020/01/13

HSPってなに?

<HSPってなに?>

HSPはHighly Sensitive Personを略した言葉で、生まれつき感受性が強く、視覚や聴覚が敏感という特徴を持った人のことを指します。このHSPという言葉はアメリカの心理学者のエレイン・N.アーロン博士が提唱した言葉です。

HSPは人口の15%〜20%程度(5人に1人)と言われています。

<HSPの特徴>

以下の4つの特徴すべてに当てはまる人がHSPであると言われています。

①ものごとを深く考える

・あるものごとに関連づけて色々なことを考える
・様々な視点からあるものごとを考える
・調べ物をすると関連することを色々と調べる(掘り下げて調べる)

②刺激を過剰に受けてしまう

・大きな音や騒がしいところが苦手
・些細なことに対して深く傷ついたりとても驚いたりする
・誰かと会うととても気疲れしてしまう
・繊細なもの(音楽、食事、芸術など)が好き

③共感しやすい・感情移入しやすい

・他の人の感情に影響されやすい
・映画や小説などに感情移入しやすい
・他人の仕草などの変化に敏感である

④小さな刺激でも反応しやすい

・環境の変化が苦手
・強い光が苦手
・添加物やカフェイン、衣服の素材などに敏感に反応する

<HSPとうまく向き合っていくためには>

HSPは医学上の病気というわけではなく特性であるため、決まった治療やアプローチが確立されているわけではありません。ご自身の特性をしっかりと把握し、強み・弱みを理解した上で向き合っていくことが重要となります。

HSPの方は一般的にストレスを溜めやすい傾向にあるため、ストレスにうまく対応するためのカウンセリングを行う場合もあります。もちろんストレスが原因となって現れている症状に対する治療は可能です。